血液型からわかるその人の特徴と傾向
人間の性格の特徴を知る方法の一つ、それが血液型占いです
血液型占いは、これだけ盛んになるとやはり耳を傾ける価値はあります。
とは言え血液型占いも「占い」なので当たっていることもあれば、正直言ってあまり当たっていないこともありますよね。
実は「血液型占い」とは、本当は優れた統計学のことを言います。
多くの人の行動パターンを血液型ごとに分類し、共通してあてはまることを「特徴」としてとらえているんです。
単に特徴としてだけではなく、先の行動パターンまで「傾向」としてとらえているところが血液型占いのスゴいところなんです。
血液型占いとは、統計学からから分かる人間の性格の特徴と傾向です
血液型占いに科学的な根拠がないかもしれませんが、そこには私たちが過去に経験して積み上げてきた知識や知恵が詰っています。
血液型から何がわかるのかと言うと、統計上推測できるその人の性格の特徴であり、性格の傾向であると言えます。
実際に、基本的な集まりである親子関係から、集団で行動をともにするような職場や学校などの場でも、それに男女の恋愛関係まで十分に当てはまる内容のものが多いことに驚かされます。
そもそも、血液型ってなに?
血液型とは赤血球の表面に付いているたんぱくの種類で分類される型のことを言います。
わたしたちが日頃話題にしている血液型は、みなさんもご存知のようにA、B、O、ABの4種類があります。
これは1900年代初頭にオーストリアのカール・ランドシュナイダーにより発見された赤血球による血液の分類方法です。
もう少し詳しく言えば、血液に含まれる赤血球の表面に現れる抗原(免疫反応を引き起こす物質)の種類により分類されるものです。
抗原は遺伝により受け継がれるので、血液型も両親からの遺伝により決まります。
4種類の血液型の分類では、国による差があるものの、O型が一番多く、ついでA型、B型、AB型と続く場合が一般的です。
日本人の血液型は、A型が最も多く、次にO型で、3番目はB型、最も少ないのはAB型となっています。
統計により微妙な差があるものの、だいたいその比率は4:3:2:1と言われています。